4度目の緊急事態宣言で思うこと
6月から高齢者ワクチン接種が本格化し、連日のワクチン接種で今日が1ヶ月半ぶりの休暇です。
久し振りにブログを更新します。
全国で新型コロナ新規感染者数(陽性者数)が増加し、「第5波」が押し寄せています。
1都3県では7月12日から4度目の緊急事態宣言が発令され、飲食業の皆様はもう我慢の限界を超えていると思います。
高齢者ワクチン接種は多くの皆様の努力のお陰で当初の予想以上にスムーズに進み、陽性者が急増しても以前のように重傷者数や死亡者数は増加していません。
緊急事態宣言の根拠となっていた「医療崩壊」は緊迫した状況にはなっていないと考えます。
勿論社会全体で感染を抑えるための協力は必要であり、医療者としては高齢者以外も積極的にワクチン接種を受けるべきとの立場です。
若者の接種希望者が少ないという報道を耳にします。本人にとってのメリットは高齢者と比べて少ないかもしれませんが、集団感染を抑えるためという捉え方もあります。
最終的には(個人と集団の)リスクとベネフィットを天秤にかけて、個人の判断に委ねるしかありません。
飲食店の規制を緩和すれば、店舗が十分な対策を講じたとしても陽性者は増えるでしょう。ですが陽性反応が出れば無症状や軽症でも隔離生活を余儀なくされますので、「感染したくない」と考える方は自ずと注意深く行動するはずですし、自らの規制を緩和するためにワクチン接種を前向きに考えるかもしれません。
経済対策としては飲食業の方へのワクチン優先接種と店舗の感染対策を整えた上で、規制を緩和して欲しいと思います。
また「真夏のマスク」についても「熱中症」という別のリスクがあります。
私自身そうなのですが、「マスクをしていないと白い目で見られそうだから、屋外でも仕方なくマスクをしている」という方が多いのではないでしょうか?
ひとつの案として、「マタニティマーク」のように一目でわかる「メリハリマスクマーク」のようなものがあると良いと思います。
公共施設や屋内、人と会話をするときなど必要時はマスクをし、その他の屋外ではマスクを外すなど、メリハリを付けてマスクをする意思表示のためのマークです。
これを身につけていれば、外でマスクをしていなくても白い目で見られなくてすみます。
私は絵心がないので、どなたかデザインに自信のある方、「メリハリマスクマーク」を作っていただけませんか?