花粉症のお薬

2015-02-24

徐々に日中の気温が上がってきました。 「花粉症ナビ」によると、本日午後から本格的にスギ花粉が飛び始めた模様です。花粉症の方にはつらい季節がやってきてしまいましたね。

花粉症の治療は昨年秋に舌下免疫療法が加わり、選択肢が増えました。しかし最も基本的な治療は従来通りの薬物療法(それ以前に花粉に触れないようにマスク等をすることが大事です!)であることに変わりはないと思います。

花粉症の皆様は、例年どのようなお薬を使っていますか?

花粉症のお薬にはたくさん種類があります。私も何種類ものお薬を処方しますが、逆に「絶対的にこれ!」というようなお薬もありません。あるお薬は「この患者さんにはよく効くけど、別の患者さんにはあまり効かない」ということはよくあります。ですから私はお薬を処方するとき、「相性」を大事にしています。 初診の患者さんでも、「前に飲んだこのお薬は良かった」という情報があれば、出来るだけ同じお薬を処方するようにしています。ですが多くの患者さんが、これまで処方されたお薬の名前を覚えていないのが実情です。

花粉症の患者さんには是非、「このお薬は良かった」とか「このお薬は効かなかった」という情報を伝えて頂ければと思います。情報があれば、初回から長期の処方が可能ですが、情報がないと「相性」の良い薬を探すところから始めなければならず、どうしても短期の処方(せいぜい2週間程度)で、「また受診して下さい」ということになってしまいます。

「患者さんの負担を少なく」をモットーに診療を行っていますので、お薬の名前を覚えておく、またはお薬手帳を持参する、という形でご協力いただくと、受診回数を少なく済ませることができます。多くの患者さんにとって「毎年」のことなので、ご参考にしていただければと思います。

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