先日、子どもの近視が増えているとのニュースを見ました。

 

以前も見たことのある内容ではありましたが、今回は、緊急事態宣言における巣ごもりにて、スマートフォンなどの機器を見る機会が増え、近視になる目の形になっていく子どもが増えそうだ という内容でした。

 

海外では既に、学校や会社の中で、20-20-20のルールなる近視の軽減するものがあり周知されているそうです。20分間スマホやPCなどの機器を使用すると、20秒は20フィート(約6メートル)くらいの遠くを見て目を休める。という内容でした。

 

国内の研究で、長時間近くを見ていても2時間以上の外遊び(日光浴)が、近視の抑制になるのではないかとの報告もあります。世界の中でもアジアは近視人口の増加が著しく、台湾では、屋外での体育の授業を週150分行うことを義務化しています。シンガポールをはじめ、他のアジアの国でも教育カリキュラムに屋外活動を組み込む動きが出て来ています。

 

子どもの近視の原因は、遺伝と環境です。成長に伴って近視が進みやすいのも子どもの特徴なので、近視が疑われる場合は、眼科を受診しましょう。

 

親御さんも、テレワークとなりがちな今、スマホやゲームに夢中になりがちなお子さんとともに、外でのお散歩が気分転換にもなり、季節を感じながら、換気も気にならず、目にも優しいなんて…家族で素敵な時間を考えてみてください。

病児保育室 おおきな樹