町田市医師会は市行政とともにコロナ対策を計画・実行するにあたり、地方自治体レベルの裁量権はきわめて限られていることから、国、都からの通達に大きく左右され、迅速な行動がとりにくい事が多々ありました。その際に、町田市(東京第23区)選出衆議院議員 小倉まさのぶ先生(現自民党青年局長)に多大なご尽力をいただきました。

医師会PCRセンター開設時には、国と都の情報伝達の混乱から開設許可が下りず、計画は頓挫しかけました。この際に小倉先生は霞が関省庁とわれわれが直接交渉する場を作っていただき、その後は順調に進んで昨年4月27日に都内でも最も早い時期にPCRセンターを開設することができました。

新型コロナワクチン接種体制構築の際も、元総務大臣政務官、自民党青年局局長代理(当時)として政権、省庁に太いパイプをお持ちであることから、政府内部の情報をいただき、コロナワクチン担当閣僚へ直接現場の声や要望を届けていただくなど大変なご助力をいただき、個別接種と集団接種のベストミックスといえる体制を作ることができました。

第5波ピーク時の自宅療養者対応チームの設置や一時療養ステーション開設の際にも、関連団体と行政による準備検討会にご参加いただき、貴重なご助言をいただきました。

有力、有能な政治家を地元から輩出していることがこれほど市民にとって有益であるとは、正直、私も今回の経験を通じてあらためて痛感しているところです。医療・保健・介護行政のためばかりではなく、日本にとって貴重な政治家を、党派を超えて応援したいと思います。

当院開院式にて

稲垣耳鼻咽喉科医院