インフルエンザ予防接種について

2016-10-27

先週から、当院でもインフルエンザ予防接種が始まりました。今年は例年以上に予約やお問い合わせが多く、既にご希望の日程での予約をお断りさせて頂いている日もあります。平日は診療との兼ね合いで予約数を制限せざるを得ませんが、その代わりに土曜午後を予防接種特別枠として設けました。出来る限りご要望にお応えできるように致しますので、この特別枠をご活用ください。

さて、インターネットに溢れる情報をみますと、インフルエンザに限らず予防接種に関しては賛否様々な意見があるようです。否定的な意見をみますと、副作用に対する不安や、効果に対する懐疑的な意見が多いようです。

私は乳幼児に行う定期接種や、インフルエンザを含めた任意接種に肯定的な立場です。 先日、私と同じく予防接種を推奨する小児科医の同級生が、面白い例え話をしていました。

「予防接種は車のシートベルトに似ている」

シートベルトは着用したからといって、100%事故によるけがを防げるわけではありません。でも着用することによってけがを最小限に抑えてくれます。予防接種も摂取することで100%病気を防げる訳ではありませんが、発症を抑えたり、罹患した場合も症状を軽く抑えてくれたりします。 医師の中にも「インフルエンザは罹ったら薬で治せばよい」というような方もいますが、これは「(シートベルトはしなくても)事故でけがをしたら治療すればよい」と言っているようなものです。これを聞いて賛成する人は少ないのではないでしょうか。予防接種による副作用は確かにありますが、全体からすると極僅かですので、集団で評価した場合は明らかにベネフィットの方が大きくなります。

是非多くの方に予防接種を受けて頂き、「大流行」が起きないように祈っています。

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