インフルエンザ予防接種

2015-09-08

毎年冬に流行するインフルエンザ。昨日、茅ケ崎市の小学校では早くもインフルエンザにより学級閉鎖になったクラスが出たようです。当院では9月15日より予約受付、10月16日より接種開始の予定です。

インフルエンザ予防接種に関してはメリット・デメリット、費用対効果など、様々な意見がネット上でも話題になっています。それぞれに一理はあると思いますが、医療現場にいる一人として、私はメリットの方がより大きいと考えています。

さて、今年のインフルエンザ予防接種の大きな話題のひとつが3価ワクチンから4価ワクチンへの変更です。

一般の方は「〇価ワクチンて何???」だと思います。簡単に言うと、インフルエンザウイルスにもいくつかの型があって、厚生労働省がその年の流行を予想して特定の型に有効なワクチンを決定し、その指示のもとに製薬会社が作成します。昨年まではA型2種類、B型1種類、計3種類に対応した「3価ワクチン」でしたが、今年からA型、B型各2種類の「4価ワクチン」になりました。世界的に見ると4価ワクチンが標準仕様であり、より広範囲に有効なワクチンになったことは良いことだと思います。

しかし、問題はその価格です。 3価から4価への変更で、多少の値上げは仕方ないと思えるのですが、メーカーの販売価格をきいてびっくり。昨年の約1.5倍の価格になるそうです。仕入れ値が1.5倍となれば、そのしわ寄せは当然消費者である一般市民にきまてしまいます。

当院では昨年まで2500円(小児の2回目1500円)で提供していましたが、そのような事情もあってやむを得ず、今年は3000円(小児の2回目2000円)に値上げをさせていただくことになりました。皆様にはご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。

それでも小さなお子様や高齢者の方は重症化する危険性もあるため、予防接種をお勧めしたいと思います。65歳以上の高齢者は公費補助が受けられるので、町田市では自己負担2500円になります。また高齢者以外でもご加入の健康保険組合によって独自に補助制度がある場合もあります。実際、補助制度があってもご存じない方が多いように思います。気になる方は、一度ご自身の加入する組合に問い合わせしてみて下さい。

Copyright(c) 2013 inagaki-ent All Rights Reserved.