子どもの鼻処置

2015-01-19

 耳鼻科の処置は大人でも嫌なものです。小さなお子様の場合、本人は勿論、付き添いの方にとっても辛いものです。特に鼻の処置は痛みを伴うので、好きな人はまずいないと思います。

 しかし鼻の治療の基本であり、最も大切なのが鼻汁の吸引処置(=鼻処置)です。鼻汁が溜まっていると、鼻づまりで息苦しくなるばかりでなく、鼻汁の中の細菌や様々な化学物質の影響で、鼻炎が長引く原因となります。

 鼻汁の吸引管は幾つかの種類がありますが、小学生以上であれば金属製吸引管①がピンポイントで狙えてベストです。しかし乳幼児の場合、処置中の安静が保てないために吸引管①では鼻内を傷つけてしまう可能性があります。

 乳幼児用の吸引管としてオリーブ型吸引管②、アマツ式吸引管③があります。吸引管②は痛みを伴うことはありませんが、鼻の奥に溜まった鼻汁を吸うことが出来ません。吸引管③は先端がシリコン製のチューブで、金属製程ではないものの乳幼児にとっては苦痛を伴いますが、鼻の奥まで安全・確実に吸引が出来ます。 当院では出来るだけ確実な鼻処置と、処置後の吸入薬の効果を上げるため、吸引管③を採用しています。小さなお子様にとっては少しの時間我慢が必要ですが、保護者の方のご理解、ご協力をお願い致します。  

金属製吸引管①   吸引管① オリーブ型吸引管②  吸引管② 

アマツ式吸引管③ 吸引管③

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